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すずめの涙

こんにちは、工務のK、Tです。

先月、我が社のあるところに、スズメが巣を作っていました。

巣をとらないといけない場所だったので、営業マンが巣を撤去していたら雛がいました。

「ピーピー...!!!」(親スズメ)

私が様子を見に行くと親鳥の鳴く声が外に響いていました。

人が触ると、親鳥は子育てを放棄すると聞いたのでどうしたもんか!?

結局、私が自宅で、飛べるようになるまで飼うことになりました。

初日目は怖がって、なかなか食事をとってもらえません。

でも、そこは子供です。

次の朝には、私の影を見ただけで「餌をくれる人間のおっちゃん」と理解したようです。

餌をあたえるハシをつつきながら、良く食べてくれました。

数日育てただけで、みるみる大きくなりました。

箱から飛んで逃げるようになったので、手作りりの籠を作って、家の中でお引越しをさせました。

そのうち、愛犬ライが、スズメに向かって吠えるようになり、やきもちを妬きました。

籠の中でも良く飛ぶようになったので、はじめに居た場所で離してやることにしました。

また、親すずめが、同じところに巣をつくっていました。

「とにかく、親すずめとの再会はできるだろう~。」と期待して

籠の蓋を開けると、一瞬で飛び立ちました。

「元気でな~!!!!」    ちょっとした親心でいた。

すこし、すずめの子も泣いていたのかも、、

お別れの日に撮った写真です。