2024-12-19 お知らせ
どんな作品?どうやって遊ぶ?|佐賀大学と共同企画 レポート④
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■大学生それぞれの作品紹介
12月のはじめ、佐賀大学にて作品の進捗を見せていただけることになりました。喜び勇んで芸術地域デザイン学部の木工室を訪れると、木の良い香りのする木工室で、大学生たちと先生が作品制作に打ち込む姿が見えました。
・Yさん(4年生)は木のお菓子を制作
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Yさんの作品は佐賀や九州でおなじみのお菓子を木でリアルに作ったもの。おままごとをしてもらえるように台(テーブル)も制作予定です。
「タイトルは“シュガーロードのおかし”にしようかなと思っています。この飛び出しているところですか?これは小豆になるんです。」
シュガーロードには素朴でかわいらしいお菓子が色々あります。木目などもうまく利用して再現度の高いお菓子になっています。さわってみると木のなめらかな質感が良く、愛おしくなるほど。どんなお菓子が完成するのか楽しみです。
・Yさん(3年生)は手をつなぐ積み木
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ころんとした四角いかたちと、愛嬌のある顔をした積み木の作者は3年生のYさん。
「作品名は“ハグキューブ”です。通常の積み木のように遊ぶこともできますし、この板のような部品を使えば、どんどん繋げて大きなものもつくれます。」
繋がるときの姿が、まるでハグしているようなのでこのネーミングになっているのですね。それと顔もいいですね。
「目や口のかたちの焼きゴテを制作しました。熱してジュッと焼き印を押すようにして顔にします。」
・Mさん(3年生)は釣り遊びを企画
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長いの短いの中くらいの。長さや太さが違う木が並んでいます。ステッキのようにも見えますがこれは一体何でしょうか?
「会場になる体験館PLUSに行った時、円形のくぼみがあったんですが、そこを池に見立てて釣りをしたらぴったりだなと思いました。」
この木で造形しているのは、海に住むとある生き物なのですね。この曲線も少しずつ角度などが違いますね。
「このカーブにひっかかって釣れるようにするので、どのくらいの角度にするかが結構難しかったです。何度も試してみて今のこのカーブになりました。それから一本一本、口の中もヤスリをかけています。」
一体何を釣って遊ぶことができるのか、ぜひ会場で見てみてくださいね。
■手に持っていたくなる木の魅力
手触りや重さ、また木目の美しさや色など、どの作品からも木の良さが伝わってきます。金具等をなるべく使用せずに制作しているところも温もりを感じるポイントです。個性的で楽しい作品ばかり、遊ぶこともできる体験展示ですので、ぜひ会場にお越しください。
今回は3作品のみ紹介しましたが、次回も引き続き大学生の作品と、先生の作品もご紹介できたらと思います。
■イベント「ひらめきの木育」
〜遊んで楽しく学ぶ・端材アップサイクル
日にち 2025年1月11日(土)12(日)
時 間 10:00~16:00
会 場 プレースホーム体験館PLUS
・【体験展示】
大学生が制作した木のおもちゃであそぼう!
両日開催 予約不要 参加費/無料
・【ワークショップ ひらめき工作】
端材で自由に造形活動、作品をつくろう!
午前の部10:00~12:00 午後の部13:00~15:00
両日開催 予約不要 参加費/無料
・同時開催
【こども工務店】お仕事体験
設計士さん、塗装屋さん、大工さん
【こだわりマルシェ】
お食事、スイーツ、珈琲、お花、雑貨など
自然のもの、想いのこもったもの販売
出店情報はインスタグラムで紹介します