2025-01-30 お知らせ
「ひらめきの木育」大盛況でした|佐賀大学と共同企画 最終レポート

■たくさんのご来場ありがとうございました
佐賀県では松の内を過ぎた頃から寒さが厳しくなり雪も心配されましたが1月11・12日に、イベント「ひらめきの木育」を開催しました。

体験館PLUS内のシンボルツリーの広場いっぱいに、佐賀大学の学生のみなさんが制作した作品・木のおもちゃを展示し、木の優しい色と香りを感じながら遊べる空間になりました。
また、普段はお客様との打ち合わせに使うキッチン前のスペースは、座卓と、佐賀大学から提供の端材入りの箱をいくつも置いて、造形活動 をたのしむワークショップのスペースに。
イベントには両日合わせ500名様以上ものお客様がお越しくださいました。コロンコロンと優しい木の音色と、かわいいお子様たちの笑顔がきらめく、心に残るイベントとなりました。
■完成した作品たち
「佐賀・長崎のおかし」4年Yさん

おとなからの注目度も高かった本物そっくりの木のおかしたち。ちゃぶ台も完成し、セッティングしてみるとほっこり。親子でおままごとをたのしまれていました。

「にょろにょろフィッシング」3年Mさん

チンアナゴが、木で作った波に、にょろにょろ立っている様子は見ているだけでも面白いものでした。みなさん何度も釣りにチャレンジして いましたね。

「ハグキューブ」3年Yさん

イベントまでに、できれば100個作りたいと話していたYさん。見事、目標達成です!焼きゴテで描かれた愛らしい顔に向かって、話しかけるように遊んでいるお子さんもおられました。

「組み替え人形 ウッディーズ」3年Hさん

試作品を3体見ていましたが、Hさんは最終的に6体の人形を完成させ、名前も付いていました。猫や鳥、キノコの人形も。全て面取りしてあるので、赤ちゃんとご来場されたご家族にも 安心して遊べると喜ばれました。

「コロコロ木の塔」3年Mさん

途中経過を見にうかがった時点では試行錯誤の最中でしたので、設営時に大きな木の塔が出現し感動しました。木製の球が螺旋を描いて転がりながら奏でる音が何ともいえない心地よい音色で、何度も何度も転がしたくなりました。

「HANAWA」

ひらめきの木育では、木のおもちゃに夢中になって遊んだのは子どもさんだけではありませんでした。木の手触りや重さなどを確かめながら、おとなの皆さんも一緒にたのしんでおられたの が印象的でした。

「おとあそび もっきん」

入口から体験展示のある広場に向かう小道には大きなもっきんを設置していました。ほぼ全員が音を鳴らして通ります。元気な音、かわいい音、長い演奏も。会場ではずっと音が聞こえていましたが騒々しくはなく、木から生まれる音音はとても優しい音なのだと気づきました。

■端材ワークショップ/ひらめき工作

端材を使っての造形活動も、お子さんだけでなく、お父さんやお母さんご家族皆さんでたのしまれました。大学生の説明を聞いて、まず、自分の好きな端材を選び、そこから作品作りがスタート。授業で造形活動した後に出た端材なので「面白いかたちがいっぱいある」という声も聞けました。たのしくて、何個も作るお子さんも多かったです。

また、佐賀大学の学生さんがご飯粒をヘラで練って、だんだん糊にする様子を見て驚く人も。最後は完成した作品を大事そうに抱えて持ち帰られました。ぜひ思い出と一緒に、お家に飾ってくださいね。


ご参加くださいましたご家族の皆様本当にありがとうございました。佐賀大学の学生さんたちには、企画から制作、運営まで熱心に取り組んでくださり、笑顔あふれるイベントとなりましたこと心から感謝申し上げます。
この「ひらめきの木育」での体験を通して、多くの方々に木の良さを感じていただくことができたなら大変嬉しく思います。