2025-07-25 お知らせ
ここにしかない「木育」を目指して|佐賀大学との共同企画2025レポート①
ここにしかない「木育」を目指して|佐賀大学との共同企画2025レポート①
プレースホームでは地域交流や
社会貢献活動を積極的に行っています。
未来を担う学生さんたちとの交流・活動として、
佐賀大学芸術地域デザイン学部の
学生さんたちと一緒に
『学びのプロジェクト』を行っています。
2023年からスタートし、
今回で3期目の取り組みとなりました。
今年度も4月から始まっている
地域創生フィールドワーク授業の
「佐賀オリジナルの木製玩具と木育の活動」
プロジェクトに参加している
学生の皆さんをサポート。
今回は3年生9名が参加しています。
この取り組みは弊社にとっては
若い世代の感性に刺激を受ける貴重なもの。
大学生の皆さんにとっても、
地域社会との交流や社会体験の場になれば嬉しく思います。
■企画ミーティングがスタートしました
2025年7月、
大学生の皆さんとプレースホームとの
企画ミーティングがスタートしました。
初回は佐賀大学本庄キャンパスにて、
芸術地域デザイン学部の皆さんと
意見交換の場が開かれました。
有馬隆文教授と鳥谷さやか准教授が指導してくださいます。

プレースホームでは、
自然素材をつかった家づくりを続けています。
住宅に使用される自然素材の中でも、
無垢の木のあたたかさは
人々に安らぎを与えてくれるものです。
木が教えてくれる心地良さを、
このイベントを通して
五感で感じてもらえればとの想いで、
今年度も『木育』をテーマにした
佐賀大学芸術地域デザイン学部の
プロジェクトを応援します。
前回2日間で500名以上のお客様に
お越しいただいた木育イベントでは、
学生さんたちの手で制作された
木製のおもちゃに触れていただいたり、
お子様たちがそれぞれで
好きな形・大きさの端材を選び、
自由に組み合わせて創作してもらう
造形活動を行いました。


■佐賀大学学生が考えるワークショップアイデアは…?
「考えることが大事です」と
有馬教授は学生さんたちに仰います。
学生さんたちからは、
事前に準備してもらった資料をもとに、
ひとりひとりのアイデアを
プレゼンテーションしてもらいました。

【学生さんたちのワークショップ案】
①「手形スタンプ」木の板に絵具、手に付けてスタンプ
「森の素材で飾り造り」
松ぼっくりなど組み合わせ飾りづくり
②「木のスタンプ」木の板に葉や枝で模様をつける
「お散歩棒つくり」
端材を組み合わせて、
魔法のステッキのようなもの
③「木製ネームプレート」扉等にかける
④「端材でストラップ造り」
自由な形で、紐の長さでネックレスにも
⑤「端材で作るビー玉転がし」
あみだくじのように子どもが仕掛けを作る
⑥「端材でネームプレート」
こどもたちが土台から選べる
“もの”をつくるイベントにする?
それとも魅力的な“場”をつくる?
造形やデザインという考え方は、
奥が深いものです。
先輩たちが前回実施したイベントのようすも聞き、
ワークショップに参加される方の
安全面も考慮しながら、
意見出しを行います。
■イベントのテーマも学生たちオリジナルのものを

イベントのテーマや、
アイキャッチにもなるキャッチコピーも、
学生さんたちでオリジナルのものを検討しています。
『どういう言葉を使うと
子どもたちが興味を持ってくれるだろう?』
『参加したいと思ってほしいな』
『ひとことで魅力を伝えるには、
言葉をどう組み合わせる?』など、
プレースホームスタッフとも
意見交換しながら自由に発想を広げます。

【学生さんたちのキャッチコピー案】
・あそぶ・つくる・木とそだつ
・きっと木ときみと
・もくもくパラダイス
・木ときみと木育
・はぐくむきのきもち
・木になる遊び場
・もくもく(木)、もりもり(森)、、、(オノマトペを入れる)
・木で遊び、学びが拓く
内容がきちんと伝わり、
さらに雰囲気まで伝わるキャッチコピーに…。
学生さんたちは限られた時間の中で、
頭に浮かんだキーワードを
手元にある紙へと書き留めていきます。
キャッチコピーの言葉ひとつを
考えるディスカッションも、
表現する力や伝える力のトレーニングに。
ミーティングを進めながら、
学生さんたちの創造性も高まります。
次回は、
さらに新しい切り口がないか、
もっと考えが広がるアイデアが
ないかを探りながら、
佐賀大学芸術地域デザイン学部らしさのある企画に、
ひとつのチームとしての
アイデアになるようにと、
企画内容をブラッシュアップ
していくことになりました。
学生さんたちの新しいひらめきにも、
期待が高まります。
■イベントを開催します
現在企画している木育イベントは、
2026年1月24日(土)・25日(日)の二日間、
またはいずれか一日のみで
プレースホームの体験館PLUSにて開催予定です。
今後の取り組みは
WEBサイトやSNSで引き続き発信していきます。
佐賀大学学生さんとの
取り組みのご報告とともに、
随時イベント情報も公開していきますので、
お楽しみにお待ちください。
弊社でも引き続き
地域と連携しながら
大学生の学びを応援していきたいと思います。
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“地域密着”を掲げるプレースホームでは、
今後も行政や教育機関と協働して、
地域に深く興味を持ち
まちづくりに貢献する人々の学びを応援し、
「人づくり」を通じて
持続可能な社会の実現に努めていきます。
問い合わせ:株式会社プレースホーム(池田)