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佐賀大学学生さんとの共同企画レポート 04

プレースホームは地域交流や
社会貢献を積極的に行っています。

初の試みとして、
未来を担う学生さん達との
交流・活動を実施しています。

企業として大切にしていることや
未来展望などに共感いただいた、
佐賀大学芸術地域デザイン学部
芸術地域デザイン学科
地域デザインコースの
有馬隆文教授の都市デザインゼミの学生のみなさんと、
楽しくて真面目な学びのプロジェクトです。


【Report 04 プレゼンテーション】

体験館PLUSでの中間発表会後、全員で話し合う中で生まれた課題がありました。今回はそれらを検討しての企画提案です。動きのあるものに魅力を感じるという一致した感想から、「吊るすもの」「光るもの」に該当する二つの企画案が改善されていました。
 
『麻ロープの光オブジェ』について
 
都市デザインゼミ
「球や家、ツリーのかたちなどで試作を重ねましたが、乾燥に時間がかかることがわかりました。例えば球形の場合、①風船をラップでくるむ②麻紐を巻く③風船を割るという手順になり、ここまでで30分はかかります。」
「課題点は…ボンドで手が汚れること。乾燥に時間がかかること。2人1組でなければできないし、子どもさん連れだと難しそうだということです。」
 
プレースホーム
「麻紐を巻いて作ると、しっかりした完成度の高いものができそうですね。ただ、おっしゃるように時間がかかるのは気になります。あと、子どもさんには難しいかもしれません。ただ、本当に『光る』という発想がとても良くて心惹かれます。」

『ヒンメリづくり』について
 
都市デザインゼミ
「ヒンメリは、試作してみるとなかなか難しいものでした。同じ「吊るす」ものとして「モビール」に転換してはどうかと思います。風に揺れて動くので、テーマである「自然」とも繫がります。」
「モビールにした場合、クリスマスの形を用意し、子ども達に絵や色をつけてもらうのはどうでしょう。動物の形も子ども達が喜びそうです。」
 
プレースホーム
「モビールはプレースホームの家の特徴の白い壁に映えそうです。確かに風や光など、自然との繋がりも感じますね。作ったモビールがバランスよく揺れるためには、どの位置に下げるかなどは課題となりそうです。」
「モチーフはワークショップを開催する時期に合わせて『冬』としてもいいかもしれません。長い期間使っていただけそうです。」

都市デザインゼミではさまざまな方法を試し、検討してくださいました。ここでご紹介するのはその一部ほど。検討すると次の課題が見つかったり企画の調整となったり、すんなりとは進まないもので、まさに試行錯誤です。しかしだんだん企画の数も内容も絞り込まれてきました。着実に前進しています。
今回のセッションでも、大学生の皆さんが考えを堂々と発表されました。まちづくりなどの実績があることや、思考し、試作し、また思考という日頃からの積み重ねがあるからだと思います。プレースホームにとってもこの共同企画を通して気づかされることも多く、良い刺激になっています。ぜひ楽しいワークショップにしたいと思います。
 
ワークショップは来年1月に開催を予定し、引き続き企画検討が進みます。

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