2026-01-12 お知らせ
図面から形になる手づくりのおもちゃたち|佐賀大学との共同企画2025レポート④
図面から形になる手づくりのおもちゃたち|佐賀大学との共同企画2025レポート④

プレースホームでは地域交流や
社会貢献活動を積極的に行っています。
未来を担う学生さんたちとの交流・活動として、
佐賀大学芸術地域デザイン学部の
学生さんたちと一緒に
『学びのプロジェクト』を行っています。
2023年からスタートし、
今回で3期目の取り組みとなりました。
2025年度も4月から始まっている
地域創生フィールドワーク授業の
「佐賀オリジナルの木製玩具と木育の活動」
プロジェクトに参加している
学生の皆さんをサポート。
今回は3年生9名が参加しています。
この取り組みは弊社にとっては
若い世代の感性に刺激を受ける貴重なもの。
大学生の皆さんにとっても、
地域社会との交流や
社会体験の場になれば嬉しく思います。
■おもちゃの構想から現物へ
2025年12月、
佐賀大学本庄キャンパスの木工室を訪れました。
木工室からは、コンコンと
木材を削る音が聴こえてきます。
今回は学生さんたちによる
手づくりおもちゃの制作の進捗を
伺いに訪問しました。
木工室に入ると、
笑顔で出迎えてくださる
学生の皆さんと教授たち。


作業台の上には、
学生さんそれぞれの作品が並べられています。
ひとつひとつの作品発表に耳を傾けます。
①迷路の通路を組み替えられる
一つの三角の木のパズル

・手に持って傾けて、穴に落ちないように遊ぶ
・迷路の壁は取ったり付けたりできて、もともとの土台を入れ替えられる

木で作ってみると、
お子さんが持つとき重いので、下に土台を置いて
小さな力でも動かせないか考えています。
②オレンジの木琴

・土台はこのお椀のような形で、
中身は溝を開けて穴を開けて、
音が響くようにしようとしている
・これからはどうやったら
音が出るのか試しながら
作っていく予定です

染色工芸を専門とする
鳥谷先生に教わりながら
オレンジをイメージさせる色に
染色してみようかという話をしている

③3つの音筒

・3つの筒があり、
上からビー玉を落として遊ぶ
(置き型のおもちゃ)
・内部の構造が全部違うのでそれを楽しんでもらう

・内部は見て楽しめるので、
窓を検討しつつどう圧着するか考えていきます
④きになるガチャガチャ

・木の卵が出るガチャガチャの外枠ができた段階
・出口からきちんと一個だけ出てくるようにしたい


プレースホームスタッフ≫
出てきた木の卵の木の種類が
わかるといいですね。
ガチャガチャは
何が出てくるかわからない
面白みがあると思うので、
“色が違う木の卵が出てきた”で終わらせずに、
木育という面でも出てきた後に、
ああそういうことなんだと
わかる仕組みがあると良いなと思います。
⑤アボカドの太鼓

・手作業で削っていて、
これから板をどうはめるかを考える
実際内側はあまり見えないので
全体の工程でいくと外側がわかりやすい
・タネを叩けるようにしたい
・タネの方がいい音が出る気がします

⑥組み換えが自由にできるこま

・レーザーカッターで
こまのパーツを切る作業をしていて、
パーツのデザインは増やそうと思っています
・やすりで滑らかにして
子どもたちが自分達で組み替えて楽しめる
・カットするだけではなくて
焼き印みたいなものを
入れられるのでそれもデザインできたらいいな

プレースホームスタッフ≫
パーツを花びらに例えて、
重ねていくと花びらが増えて
花になるという仕組みも
面白いかもしれませんね。
⑦表情が七変化するひっぱり顔
・顏の形をしたおもちゃで基本的に動くのは目と鼻
・座って膝の上に置いて遊ぶことを想定しています

プレースホームスタッフ≫
3種類の顔に動きで違いを見出すのが
難しいのであれば、例えば
赤おに・青おに・黄おにのように
ビジュアルで違いを見せるのも
ありかもしれませんね。
昨年はあまり“塗る(染める)”作品が
なかったと思います。

⑧みんなで遊べる大型おもちゃ

・全長約5m、上り・下りのある
大きなコースターで、これは実寸です
・車輪のついた手づくりのミニカーを
板に被せるように置き、
手動でミニカーを動かして遊びます
・木と木の間にはアーチ状の橋を
架けようとしている


プレースホームスタッフ≫
板の側面も車の形に穴を開けてみたり、
装飾してみたり、
ミニカーを置けるように
駐車スペースを作ってみたりしても
面白いですね。
発表報告が終わり、
井川教授からはアドバイスがありました。
「みんなもう少し自分を
アピールしそびれている気がします。
意見が出る前に、
自分の核になるところが伝わっていないと、
見る人が色々空想して、
こうがいい、こうがいい、
ということになる。
もっとしゃべることが
あるんじゃないかなという気がします」
作品の制作意図や想いの伝え方も、
この取り組みを通して
学生さんたちは身に着けていきます。
前回の試作品から大きく進化した
学生さんたちの作品。
2026年1月25日のイベントで
お披露目されるのがとても楽しみです。
今回の報告会で出てきたアイデアも活かし、
作品にさらに磨きをかけ、
完成はどのような形になるのでしょうか。
■イベントを開催します
現在企画している木育イベントは、
2026年1月25日(日)に
プレースホームの体験館PLUSにて
開催することになりました。
今後の取り組みは
WEBサイトやSNSで発信していきます。
佐賀大学学生さんとの
取り組みのご報告とともに、
随時イベント情報も公開していきますので、
お楽しみにお待ちください。
弊社でも引き続き
地域と連携しながら
大学生の学びを応援していきたいと思います。
“地域密着”を掲げるプレースホームでは、
今後も行政や教育機関と協働して、
地域に深く興味を持ち
まちづくりに貢献する人々の学びを応援し、
「人づくり」を通じて
持続可能な社会の実現に努めていきます。
問い合わせ:株式会社プレースホーム(池田)