2026-02-28 お知らせ
木のぬくもりからはじまるおもちゃの物語|佐賀大学との共同企画2025レポート⑤

木のぬくもりからはじまるおもちゃの物語|佐賀大学との共同企画2025レポート⑤
プレースホームでは地域交流や
社会貢献活動を積極的に行っています。
未来を担う学生さんたちとの交流・活動として、
佐賀大学芸術地域デザイン学部の
学生さんたちと一緒に
『学びのプロジェクト』を行っています。
2023年からスタートし、
今回で3期目の取り組みとなりました。
2025年度も4月から始まっている
地域創生フィールドワーク授業の
「佐賀オリジナルの木製玩具と木育の活動」
プロジェクトに参加している
学生の皆さんをサポート。
今回は3年生9名が参加しています。
この取り組みは弊社にとっては
若い世代の感性に刺激を受ける貴重なもの。
大学生の皆さんにとっても、
地域社会との交流や
社会体験の場になれば嬉しく思います。
■約100名以上ものご家族様が来場されました
2026年1月25日。
この日の体験館PLUSは、
いつにも増して木のいい香りに包まれます。
待ちに待った佐賀大学学生さん企画の
木育イベント、
想いの詰まったおもちゃのお披露目の日です。
当日の朝、構想・設計から制作までを
学生の皆さんが担った手づくりの木のおもちゃが、
続々と体験館PLUSへやってきました。


館内に入ると、
『木(ぼく)とすくすく』の文字を
端材で表したアイキャッチの看板が
お迎えしています。
学生のみんなで意見を出し合いながら
考えたイベントのコンセプトです。
よく見ると“木”の文字の上には、
“ぼく”の振り仮名で装飾が。
同じ形のない端材を上手く活かした
造形の面白さと、
手仕事のあたたかみを感じます。
■どう仕上がった?完成した手づくりの木のおもちゃをご紹介
①「くみかえめいろ」

壁やプレートが取り外しできる、
組み替え可能な「くみかえめいろ」は、
コースは固定されていません。
型にとらわれず自由な発想で
オリジナルのコースを考えることができます。
スタート・ゴールを決めながら
子どもさんたちは何度もトライ。

制作時に懸念されていたのは、
おもちゃの重さについて。
お子さんが手に持って遊ぶには
重いかもしれないという課題も
解決されています。
迷路本体を置き型にして
台座との間をスポンジでつなぎ、
持ち上げなくても手で傾けて
箱の角度を変えることができるように
なっていました。
小さなお子さんも楽しくビー玉を転がします。

②「オレンジの木琴」

オレンジの形をした木琴は、
バチ(マレット)で
好きなところをたたいて音を奏でます。
大きなお椀の形をした土台には、
オレンジの実がぎっしり、
種も付いています。
染色の工程を加えることで、
瑞々しい色彩と音色が弾ける
オレンジの木琴が完成です。
一房ずつ音が違っていて
お子さんたちは自分の好きな音を探すように
楽しまれていました。

③「3つの音筒」

筒の上から入れたビー玉がころころと音を立て、
筒の下へと転がっていきます。
音を聞いたお子さんたちは、
「何だろう?」と筒の周りに
自然と引き寄せられていました。
筒の上や側面から中を覗いてみると、
それぞれ違う形をしていて、
形が違うと、音も違う。
ついつい何度もビー玉を転がしてしまいます。


④「木になるガチャガチャ」


お子さまたちも興味深々のガチャガチャは、
木製ハンドルをぐるっと回すと
木のたまごがゴロン。
「この木何の木?」と
気になる皆さんのために、
おもちゃの本体には
木の種類の見本が取り付けてあります。
たまごと見本とで答え合わせをしながら、
木への興味が芽生えるような
おもちゃとなりました。



⑤「アボカドのたいこ」

アボカドの形をした大きなたいこは、
木のバチで叩いて
音色を楽しみます。時間をかけ
手作業で削られたアボカドの皮は、
手触りの良い仕上がりです。
実の部分はよりアボカドらしさを
表すために緑色に染色されています。
中心にすっぽりと収まる大きなたねは、
木魚の形で表現されました。


⑥「組み換えコマ」

コースターのような形のパーツは、
レーザーカッターで型取られたものです。
自分でパーツを選んで、
自分の好きな形のコマをつくって
遊ぶことができます。
パーツの順番を変えると、
コマの回り方が変わるので
何度も組み換えて回したくなります。
遊びながら
コマの『バランス』について考えたり、
創造性も育まれるおもちゃです。
焼き印の模様もデザインとして施されました。

⑦「ひっぱりかお」
顔の形をしたおもちゃで、
紐を上下に引っ張ると、
目や鼻が動いて表情が変化します。
色んな輪郭、色んな髪色、色んな目や鼻。
みんなちがって、みんないい。
おもちゃで遊ぶ子どもたちの手で、
多様な表情が生まれました。

⑧「ウッディハイウェイ」

構想時から体験館PLUSの小径に置きたいと
イメージしていた大型のおもちゃは、
手づくりの木のミニカーを
レールの上で走らせます。
走る・止まる・ぶつかる・並べる…。
全部自分の指先で決めて、
道の上をドライブ!
おもちゃを通して子どもたちの物語がはじまります。
車輪も木製、
コースの起伏に合わせた模様になるように、
木目にもこだわっています。


次回のレポートでは、
先生たちが制作するユニークな作品や、
端材を使ったワークショップのようすを
お届けします。
“地域密着”を掲げるプレースホームでは、
今後も行政や教育機関と協働して、
地域に深く興味を持ち
まちづくりに貢献する人々の学びを応援し、
「人づくり」を通じて
持続可能な社会の実現に努めていきます。
問い合わせ:株式会社プレースホーム(池田)